美術館で弾くのは好きです。
これは、山口県の下関の美術館で、拙作の宮沢賢治による“セロ弾きのゴーシュ”の演奏をしたときのものです。
concertホールより思い思いの位置で聴いて貰える(二階は自由に移動できたはずだし、音は圧倒的に二階が良いわけで)ので面白いし、吹き抜けているここの響きはもの凄く良かったです。
(お客さんがこれだけいらっしゃったので、リハーサルと本番ではもの凄く残響の長さが違って焦りましたが)
僕はストーリーのあるものに作曲をし、役者二人と音楽家(この場合はゴーシュだったのでチェリストが居るが、彼はそのままゴーシュの台詞を言う。)とパフォーマンスを30年以上しています。
二階に見える「原稿」は賢治の手稿でした。
この日は宮沢賢治の展覧会だったのでそれで東京の方から出向くことになったのです。
開演前に自筆を見て身震いしました。
アルバム: 自分の演奏姿
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コメント (2)
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昨晩加古隆(ピアノ)のドキュメントで即興演奏の素晴らしさを見ました
教会で彼の先生であるメシアンの曲の演奏に魅せられました。
教会とかホールではPAを通さない残響音がいいですよね
宮沢賢治の詩にのせながらの演奏はまた素晴らしいイメージが膨らむでしょう。〜^^2013年2月15日 08:46 chao (71)
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メシアンを良いと思われるなんてなんてステキなことでしょう。
宇宙の音が詰まっている作曲家ですね。
イメージ的に教会がすばらしいですが、僕の体験に限りますが、日本の場合、お寺での演奏も響きの良いところが沢山あります。
そのうち機会があったら聴いて頂きたいと思います。
http://ensemble.lince.jp2013年2月15日 09:27 白石准 (40)
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