ヘルプ

ホンダラーメン1号「純味」半熟味玉子無し@本田商店東京・池袋店・豊島区池袋

  • 31

写真: ホンダラーメン1号「純味」半熟味玉子無し@本田商店東京・池袋店・豊島区池袋

写真: PLUS・細麺@駄目な隣人・中央区人形町 写真: 背脂生姜そば@宣久・世田谷区芦花公園

拉麺 久留米 本田商店東京・池袋店
  豊島区南池袋1-24-5 楽園タウン池袋1階

 東京ラーメンショーのサテライトショップという位置付けの下、人気のラーメン店がリレー形式で出店する「東京ラーメンショー極み麺selection」の第2弾として昨年6月から出店している。出店期限の3月末まで残り短くなったことから訪れた。途中から、自転車にとっては強敵の向かい風が強く吹き出したものの、何とか10分遅れの1時間10分で近傍の豊島区立池袋駅南自転車駐車場に駐めた。お店には平日の11時過ぎに着くと、カウンター全9席に2席空きがありスーッと入店できた。まずは店舗に向かって右側の「入口」から入店し、すぐの所にある券売機で食券を購入する。メニューは、オーソドックストンコツの1号「純味」、ニンニクチップ入りの2号「元味」、黒と白のマー油入りの3号「眞味」の3種類に、それぞれ半熟味玉子が付く付かないの計6種が用意されている。その中から、初訪なので最もシンプルな標記のボタンをポチッとな。750円。また、九州トンコツなので麺1玉が少ないことを見越して半替玉100円のボタンもポチッと。
 食券を渡す際、麺の茹で加減は普通でよいかと問われた。お店のお薦めが普通ということなのだろうと解し「ハイ。」と返答した。着席後確認すると、バリカタからバリやわまで7段階で好みに応じられるが、やはりふつうがお薦めとのことであった。これが正解。麺は少し波打つ中細。長浜らーめんの麺よりも太く、長浜のようにボソッ、ゴワッとした感じではなく、シコッとしてしっかりした歯応えがあり、加水率が少し高いように思える。あるいは、黄色みが強いのでつなぎとして卵を入れてあるのかも。また、食感だけでなく、表現は難しいが麺の味も良い。スープは、表面にはうっすらと膜が張り、油滴も浮かんでいるものの、あっさりとはさすがに言えないが、意外なほどすっきりとして軽い感じがする。トンコツをじっくりと煮出してあるようで、旨味もコクも十分だが、北九のようにコテコテではなくかなりサラッとして飲みやすい。チャーシューは小ぶりだが厚みのあるバラ肉で、赤身部分もしっとりして肉の旨味がちゃんと残っている。それが2枚なので不足感はない。一方で、後はネギと海苔だけでキクラゲが載っておらず、また、卓上に辛子高菜も無いのはチト寂しい。途中で、卓上にあるホンダブラックと書かれたニンニク醤油を加えて味変を試みたが、それほどの変化は感じなかった。予想どおり麺量は120g程度で、半替玉を頼むのにはピッタリ。ふつうとの違いを確認するため、今度はカタでお願いしたところ、ゴワゴワと戻し時間が足りない乾麺のような食感で、自分的には日光の手前。
 スープを飲み切ると、丼の底から骨粉がそこそこ沈んでいた。店内にはけもの臭が充満していることを合わせ考えると、豚骨が砕けるほど煮込んでいるが、途中で浮いてくるアクや油は丁寧にすくい取っているのだろう。ちなみに、この日は2名体制での営業だったが、そのうちの1人は他の客とのやり取り等から店主さんのようだった。久留米から来て、関係方面への挨拶回りの合間を縫って、味のチェックや従業員の教育を兼ねて厨房に立っているようだ。店主自ら調理した一杯が食べられたのはラッキー!

・お気に入り度:○

アルバム: 公開

お気に入り (0)

まだお気に入りに追加している人はいません。

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。