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とんこつラーメン・ネギ多め@無鉄砲東京中野店・中野区沼袋

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写真: とんこつラーメン・ネギ多め@無鉄砲東京中野店・中野区沼袋

写真: 替え玉投入後・細麺@無鉄砲東京中野店・中野区沼袋 写真: 豚そば@月や東京・渋谷区広尾

無鉄砲東京中野店
  中野区江古田4-5-1 IKUTA GRACE1階

 久しぶりにコテコテラーメンが食べたくなりこちらを訪れた。本店は京都府南部の奈良県との府県境に近い山の中にある。公共交通機関だけで行こうとすれば、最寄駅から1時間に1本程度のバスに乗るしかないという決して便利な場所ではないが、週末になると黒山の人だかりで1時間待ちはざらという超絶人気店だ。さすがに東京ではあまり知られていないようで、平日の11時半過ぎで席は半分も埋まっていなかった。まずは券売機で標記の食券を購入した。880円。なお、メニューはこれ以外に、魚出汁主体の魚正油ラーメン、両者のスープをブレンドしたWスープラーメンの3つがメインで、そのほかとしてどろ魚豚骨つけ麺という、これも強烈濃厚そうなつけ麺が用意されていた。店員さんに食券を渡す際、麺の茹で加減、スープの油脂の量及び薬味のネギの量をそれぞれ3段階で申告することになっているので、お姐さんに麺かため、スープふつう、ネギ多めでお願いした。
 しばらくして運ばれた丼から麺を引き上げようとお箸を入れると、とろりとした茶褐色のスープが麺にネトっと絡みつく。麺は、このタイプのラーメンとしてはかなり珍しい縮れ中麺。自慢のスープとしっかりと絡むように、でも、スープに負けないようにというお店の考えが直球で伝わってくる。かためにしたため、ボソボソとした食感と十分すぎるほどの歯応えがあって、途中まで歯は入るものの簡単には噛み切れない手ごわい麺だ。それでも、加水率が低いのでスープの熱で徐々に伸びていき、後半になるとようやくモチッとしつつ噛み切れる程度に軟らかくなり、食べやすくなった。気のせいかもしれないが、食べているうちに麺の甘みを感じるようになり、さらに多少だが好ましい風味と旨味もあるように思えた。スープは、前述のように粘度のある超濃厚なトンコツスープ。獣臭は少しあるものの目立つほどではなく、また、油分は徹底的に排除されているようなので特段の癖も感じなかったが、相当重いのは事実。やはり食べ手を選ぶだろう。本店と同じこういうスープだろうと想定していたのでネギ多めにしたが、これは大正解。これだけ濃厚でこってりしていると、ネギの力なくしてはそう飲めないだろう。チャーシューはバラ肉で、京都のラーメン店ではよく見られるミートスライサーで薄切りにしたものが4枚ほど載っている。肉の部分は旨味が残り、脂身は甘く、もう少しボリュームがあればとは思うものの問題なし。メンマはジャグジャグ、薄味で、特有の発酵臭が弱いながらも感じられた。
 麺量は110〜120gくらいだろうか。トンコツラーメンにしては多めだが、どちらにしろ昼食としては足りないので+150円で替玉をお願いした。・・・(替え玉投入後に続く)

・お気に入り度:〇

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